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『海の上のピアニスト』 感想文 2 [AROUND MOVIE (映画)]

1月4日、同タイトルの続きです。






あの自信をなくしたジェリーは、その後どう生きていったのでしょう…。



ところで、
あの決闘の場にいた化粧の濃い老人は、1900の演奏が終わったときに叫んでいましたが、
あれは1900の演奏に歓喜したのか…自分のカツラが無い事に気づいて発狂したのか


疑問です。
どちらもあると思いますが(笑)





…1900が下船すると言いました。

もしあの時、1900が無事(?)下船していたら、どうなってたのかなぁ~。

やっぱり無限の都会に恐怖を感じて、船に戻ったかもしれません。


あ~…
誰か1900にアイマスクしちゃえば良かったのに。

都会を一望したのが良くなかった…。




とは思うものの、彼が船に残ったことについて私は賛成しますヨ。




最後、ダイナマイトが積まれた船の中で1900は語っていました。
どうして下船できなかったのか。


(その内容を書くと長すぎて大変なので、やめときますね☆)

簡単に言えば、“終着点のない都会なんて、僕にはとうてい無理だ”  って言っていました。




つまり現代人って、その終着点のない社会でみんな生きてるんですね~。







マックスが中古屋(?)で店の主人に “THE LEGEND OF THE 1900” を話し、
主人が聞き入ってたシーン。

ピアノに割れたレコードを隠したマックスに対し、主人が言った一言。

   「お前さんは無力じゃなかった」

     ・・・おじいさんカッコイイじゃないですか!



そしてマックスは、一度売ったトランペットと再会したわけですな。


 良かったねぇマックス! 
    1900との思い出がつまったトランペット、戻ってきたよ!


 ・


 ・


 ・


  ところで、1900の腕はどうなったのでしょう。

       右腕2本ですか?






『海の上のピアニスト』 感想文 1 [AROUND MOVIE (映画)]


遅くなりました。


ついさっき観ましたよ~。『海の上のピアニスト』

DVDをわりと最近買ったんですが、もう何度か観てしまいました。(´▽` )


まだ観てないなら観てください(笑)  この先ネタバレ注意ですヨ。





オリジナル版と日本語吹き替え版の両方を観たんですが、
やっぱり英語と日本語字幕(吹替)では、言い回しが違ったりしますね~。

そこも面白いところだとは思います。


マックスがトランペットを売るシーンで、日本語だと

「お前は音楽史の1ページを買ったんだ」

っていう言い方だったと思うんですが、(←たぶん)
英語だと

「お前に音楽史の1ページを売ってやる」

ってなるんですよね。

意味はさほど変わりませんが、雰囲気がちょっと変わる気がします。
なんというか…英語のマックスの方が強気?



こーゆーところは挙げているとキリがないですネ☆



やっぱり泣けてしまう(感動の?)シーンっていうのは、クライマックスだったりするものですが、
私個人的には一番泣けるシーンって、映画開始からおよそ20分の地点。

・・・そう、



ダニーが死んじゃう場面ですよーーーーー!!!


開始早々20分

「わあぁぁぁあぁああ~!!ダニー死んじゃやだぁーーーーー!!」

ってなる。

(近所迷惑になるので実際には叫んでいません。)



ダニーってずごく ・・・・ちがう、 すごく素敵な人間だと思うんですよ。

名前をつけるセンスは独特ですが。
…なんでしたっけ、

“ダニー・~~・T・D・レモン・1900(ナインティーンハンドレッド)”  ???

あれ、どっかに火曜日(チューズディ)って入ったんでしたっけ?





あ~・・・。
ダニーどうじで  どうして死んじゃったんだ・・・。


彼は 親のいない1900に“孤児院とは何か”と聞かれて、
『孤児院?そりゃあ、子供のいない大人の入るところだ』
って言ったんです。




    ダニー、君の優しい心は永遠だよ。



あ、

これ『海の上のピアニスト』の感想文なのに、ダニーの話しかしてない。
これは大変だ。



では戻ります。


  1900はやがてヴァージニアン号のピアニストとなったわけです。



あるとき船酔いのマックスと出会います。

嵐の海に揺れる船で、グランドピアノのストッパーを外し、ピアノごと床をすべりながら弾く様は、
なんとも自由な感じがして素敵ですよね~。

マネしようとは思いませんが。


この時1900が弾いてる曲って何でしょう。すごく気に入ってるんです。



そういえば1900を演じている役者さんって、すごく表現が上手いですよね。
動きとか表情とかもう全てです。

よくドラマなんかでピアニストの役があっても、実際にピアノを弾いたことがないのか、
動きがぎこちない人っているじゃないですか。

彼(1900も役者も)は、ほんとにすごいなーと改めて感心しました。



そしてジェリーと1900の決闘のシーンでは、1900の心境の移り変わりが見えてきます。

初め1900は決闘なんて意識なかったんでしょうね。
彼の演奏に一度は感動した1900でも、ジェリーの最後の演奏を聴いて、何かが変わったようでした。


「後悔させてやる」 と言った時のあの空気が好きです。


1900かっこええ!

って毎回思います。





ジェリーは勝負にのってこない1900にイライラしていたようですが、
1900の最後の演奏が終わった時には抜け殻状態でしたね。

1900がジェリーのマネをしてタバコをピアノの端に置き、
席を立った後、そのタバコをピアノの弦に押し当てると なんと火が!

激しいジャズ演奏で、弦に摩擦による熱が生じたってことですね・・・・・・それも火がつくほどの。

その火のついたタバコをもってジェリーの前に行き、

「君が吸うといい、僕は吸わないんだ」

と言ってジェリーにタバコをくわえさせる1900。




ジェリーにとって、どれほど味気ないタバコだったことか。
きっと生涯で一番苦いタバコになったと思います。




彼がこれまで持っていた大きな自信が崩れ落ちるのが、
すごく繊細な描写でえがかれていました。




    長くなるので、次回につづきます。



           SNOWMAN



『海の上のピアニスト』 [AROUND MOVIE (映画)]

『海の上のピアニスト』
(THE LEGEND OF THE 1900)


;">…いい映画だ(´□`。)°゜。




~ヨーロッパとアメリカの間を行き来する客船で生まれ、一度も船を降りたことの無いピアニストの伝説… 



いいですなー




そして少しでも音楽に関心があるのなら

観るのです!

レンタルとかもあるから!



あまりに好きすぎてサントラCDと譜面まで買っちゃったし(笑)
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